貿易陶磁研究

貿易陶磁研究総目録

№43　2023.9

【投稿論文】
主税英德	高麗陶器器種構成の変遷　―窯跡出土資料を中心に―
【開催趣旨】
小野正敏	あの遺跡、再びの共有と展開
【報告・コメント】
八重樫忠郎	平泉遺跡群出土の貿易陶磁器研究の2000年以降の新研究と新発見について
水口由紀子	「平泉遺跡群出土の貿易陶磁研究について」(八重樫忠郎氏)によせて
田上勇一郎	鴻臚館・博多　―古代・中世の国際貿易拠点―
荒木和憲	古代・中世日本における貿易の拠点と制度
松吉里永子	鎌倉市今小路西遺跡(御成小学校内)　―発掘調査から32年の現在―
田中大喜	文献史料にみえる「鎌倉中」御家人の鎌倉屋敷　―松吉里永子報告に寄せて―
瀬戸哲也	今帰仁グスクにおける貿易陶磁研究　―年代観と出土量を中心に―
池田初恵	瀬戸哲也氏「今帰仁グスクからみた琉球列島の出土貿易陶磁研究」に寄せて
布施和洋	北の世界の貿易陶磁器　―南部氏関連城館を中心に―
工藤清泰	北日本における陶磁器研究からみえる中世社会　―「布施和洋」報告へのコメントー
小野正敏	一乗谷、城下町の陶磁器消費への視点
鈴木康之	小野正敏「一乗谷、城下町の陶磁器消費への視点」に対するコメント　ー中世消費遺跡研究の潮流―
續伸一郎	堺環濠都市遺跡から出土した貿易陶磁器　―「琉球貿易」、「南蛮貿易」を中心として―
岡本　真	中世後期の堺と対外貿易
堀内秀樹	近世都市江戸出土の貿易陶磁器研究
【資料紹介】
續伸一郎	首里城二階殿地区から出土したチャンパ黒釉四耳壺

№42　2022.9

【報告】
岩熊拓人	博多遺跡群第221次調査出上の貿易陶磁器について
山口正紀	神奈川県伊勢原市大山山麓に広がる中世前期の荘園遺跡
阿部来	日本海流通と越前若狭の貿易陶磁
中山圭	菊池氏関連遺跡「隈府土井ノ外遺跡」の貿易陶磁器
堀内秀樹	江戸遺跡出土貿易陶磁器の数量分析－需要の検証
【資料紹介】
上床真	薩摩川内市大園遺跡出土の青磁碗・皿
水澤幸一	15世紀の白磁皿覚書
柴田圭子	湯築城跡出土龍泉窯模倣の青瓷鎬蓮弁文碗
佐伯昌俊・村上勇	島根県益田市・染羽天石勝神社所蔵の華南三彩系牡丹文壺
山口博之	山形県鶴岡市の白磁観音像2体
【翻訳】
郭学雷/内田昌太朗訳	新安沈船引揚げ陶磁器に見る元朝と鎌倉時代の喫茶文化の変遷－新安沈船から引揚げられた黒釉瓷と関係資料を中心に

№41　2021.9

【投稿論文】
柴田圭子	首里城跡出土龍泉窯青瓷大瓶の編年研究
小田木富慈美	江戸時代の対外貿易制限下における中国産陶磁器の輸入について－文献史料の数量的検討より－
【地域の調査動向・資料紹介】
小山美紀	出羽国における近年出土の貿易陶磁－中世前期を中心に－
山口博之	出羽国府跡出土の唐三彩陶枕
今井さやか	日本海側の港湾都市近世新潟町跡出土の貿易陶磁
河野あすか	愛知県西三河における15 世紀代の貿易陶磁
續伸一郎	堺環濠都市遺跡から出土したチャンパ四耳壺
織田誠司	等妙寺旧境内出土の貿易陶磁器
【翻訳】
陳斯蓓著／新井崇之訳	汀渓窯の「珠光青磁」の対外貿易と日本への影響
栗建安著／何其楽訳	海のシルクロードの中国水中考古学概説
金允貞著／田代裕一朗訳	韓半島に流入した中国・磁州窯系瓷器－その様相と意味をめぐって－
Bùi Minh Trí 著／菊池百里子訳	黎朝前期の昇龍陶磁器と、昇龍王宮の生活における役割

TRADE CERAMICS STUDIES NO. 41
September 2021

Peer-reviewed paper
Shibata Keiko	Chronological Study of Longquan Celadon Vase Excavated at Shuri-jo Castle Ruins	1
Odagi Fujimi	Importation of Chinese Ceramics under Foreign Trade Restrictions during the Edo Period : Reviewing from a Quantitative Examination of Historical Documents	23
Regional Research Trends & Materials
Koyama Miki	Trade Ceramics Unearthed in Dewa Province in Recent Years － Emphasis on Early Medieval Times －	47
Yamaguchi Hiroyuki	Tang Sancai Ceramic Pillow Unearthed in Dewa Provincial Government Remains	53
Imai Sayaka	Trade Ceramics Excavated from Kinsei Niigatamachi Site, the Portcity on Sea of Japan	57
Kawano Asuka	15th Century Trade Ceramics in Nishi Mikawa, Aichi Prefecture	61
Tsuzuki Shin-ichiro	The Champa Ceramics with Four Handles Excavated from “Sakai Kango Toshi-Site”	67
Orita Seiji	Trade Ceramics Unearthed in the Formerr Grounds of the Temple Precinct of Tomyoji	75
Translation
Chen Sibei	The Export Trade of “Shukō Celadon” from Tingxi Kiln and Its Impact on Japan	87
Li Jianan	Overview of China’s underwater archaeological projects on Maritime Silk Road	93
Kim Yun Jeong	The Importation of Chinese Cizhou-type Ceramics in Korea	102
Bùi Minh Trí	Thăng Long Ceramics of Early Le Dynasty and its Role in the Life of Thang Long Imperial Palace	122
English Summary
Appendix
For Overseas Researchers

№40 2020

渡辺芳郎　「南九州から奄美諸島の貿易陶磁」の開催について
関周一　中世南九州の対外交流
関明恵　万之瀬川下流域遺跡群の様相と性格
横手伸太郎　大隅半島出土陶磁器からみる中世期の動向
黒木梨絵　大隅諸島・トカラ列島の貿易陶磁器
上床　真　南部九州における中世墓出土の貿易陶磁器
岩元康成　南九州から奄美群島の貿易陶磁流通
【投稿論文】野上建紀　東アフリカ・ザンジバルにおける海岸採集の東洋磁器

№39 2019

佐々木健策　「貿易陶磁の格差を考えるⅡ」の論点
田中克子　中国民窯における製品格差を考える－福建窯業に見られる模倣品制作の事例から－
飯村均　やきものから見える価値観－北から－
水澤幸一　貿易陶磁の時空－時代・地域・格差－
山本信夫　貿易陶磁の格差指数と遺跡空間
皆川雅樹　平安時代における「唐物」の「価値」－貿易陶磁器と「秘色」を中心に－
吉田智哉　内陸部の貿易陶磁－群馬県内における中世城館遺跡事例から－
柴田　亮　貿易陶磁からみた中世における九州西北地域の研究
【投稿論文】長久智子　近世日本におけるライン製塩釉炻器の流通と受容

№38 2018

堀内秀樹　「貿易陶磁器の格差を考える」の論点
金沢　陽　中国陶磁における“格差" －官窯製品と民窯製品
山本文子　貿易磁器の地域差と生産－肥前芙蓉手皿の分析を通して－
尾野善裕　伝世古陶磁にみる品質と価値観－京焼・伊万里焼・新渡物－
岡　佳子　唐物「道具」の価値－茶壺と茶入を中心に－
村上夏希・岡野智彦・金沢陽・徳留大輔・桐野文良　フスタート遺跡採集白磁のラスター彩風装飾に関する材質調査
中山圭　浜崎遺跡出土陶磁器について－島嶼の中世前期遺跡の様相－

№37 2017

池谷初江　第37回日本貿易陶磁研究集会の開催について
荒木和憲　中世前期の対馬と貿易陶磁
杉谷香代子　元代青花磁器と絵画資料の比較―モチーフの採用に関する試論―
柴田圭子　消費地遺跡からみた元末明初中国陶資の受容と流通
鈴木康之　港湾集落出土資料からみた消費財としての貿易陶磁
西元正憲　横浜日本人市街区遺跡出土の近代貿易陶磁
菅頭明日香・酒井英男　二次被熱した陶磁器片の磁化を用いた宇江城城跡の火災の検証
栗山葉子　切畑第3遺跡の青花磁器瓶について

№36 2016

西尾克己　第36回日本貿易陶磁研究集会(山陰大会)の開催について
村上　勇　中国地域における15・16世紀の貿易陶磁の様相と課題
長谷川博巳　15・16世紀山陰地域の政治と流通
木原　光・佐伯昌俊　石見益田における15・16世紀の貿易陶磁－組成と朝鮮陶磁器の様相を中心として－
中森　祥　山陰東部における中世後期貿易陶磁の様相
守岡正司　富田城周辺の遺跡から出上した貿易陶磁－戦国時代の富田川河床遺跡を中心に－
阿部　来　中世後期における越前若狭の貿易陶磁－白山平泉寺旧境内と一乗谷朝倉氏遺跡を中心に－
増野晋次　山口県における中世後半の貿易陶磁の様相
関　周一　東アジア海域交流のなかの中世山陰
西尾克己・守岡正司　山陰西部における朝鮮陶磁器

№1 1981

三上次男「陶磁器貿易の研究とその意義」
亀井明德「14・15世紀の貿易陶磁－とくに日本出土の中国陶磁－」
鈴木重治「沖縄出土の中国産輸入陶磁器－勝連城を中心とするグスク出土の資料－」
亀井明德「熊本県城南町出土の青磁資料」
村上勇「富田三太良遺跡出土の陶磁」
橋本久和「大阪府における中国陶磁器の出土状況－高槻市出土資料を中心に－」
鈴木重治「京都出土の中国産輸入陶磁器－14c・15cを中心に－」
小野正敏「山梨県八代郡一宮町新巻本村出土の陶磁器」
森田勉「鎌倉出土の中国陶磁器に関して」
三上次男・岩本義雄・佐々木達夫「青森・北海道の中国陶磁－青森・尻八館出土の中国陶磁を中心として－」
J.C.Y. Watt「73The Ceramic Wares of Fukien of the Sung and Y廿an Periods」
Abu Ridho「Fourteen th Cen tury Chinese Ceramics Found in Indonesia」
[彙報] 日本貿易陶磁研究会成立の経緯

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№2 1982

三上次男「貿易陶磁史研究の多面性」
Ⅰ 中国外錆陶磁の研究
李錫経「中国輸出用陶磁研究の概要」
李知宴「越窯と銅官窯磁器の発展と輸出」
李錫経・李知宴「珠光青磁 (櫛目画花文青磁) についての研究淺説」
李知宴「龍泉青磁の発展と輸出」
李知宴「徳化窯と中国古代南方の窯場」
Ⅱ 14～16世紀の日本出土貿易陶磁の編年
森田勉「14～16世紀の白磁の分類と編年」
上田秀夫「14～16世紀の青磁碗の分類について」
小野正敏「15～16世紀の染付碗、皿の分類と年代」
上田秀夫「報告：根来出土の染付について」
鈴木重治・橋本久和「報告：堺出土の輸入陶磁器について」
Ⅲ 東南アジアの貿易陶磁
鈴木重治「マレーシア・インドネシアの貿易陶磁調査の概要」
三上次男「パサリカン遺跡出土の貿易陶磁」
Zuraina Majid「Tenmoku Ware：A Case of Ceramic Analysis Applied to the Study of Sarawak's Llnk with China in the Historical Period」

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№3 1983

三上次男「元染付研究の歩み」
Ⅰ 元様式青花磁の問題
劉新園「１．元青花特異紋飾和将作院所属浮梁磁局与画局」
岡佳子・田中美佐共訳、愛宕松男校閲「(訳) 元代青花の特異紋飾と将作院所属の浮梁磁局及び画局」
２．日本出土の元青花磁
金武正紀・松田朝雄・宮里末廣「1. 今帰仁城跡出土の元様式青花と共伴の陶磁器」
亀井明德・知念勇「2. 勝連城跡出土の元青花」
桑原憲彰「3. 浜の館跡と出土の元青花」
塩屋勝利・池崎譲二「4. 博多上呉服町出土の釉裏紅と元青花」
上田秀夫「5. 根来寺第Ⅲ地区出土の元染付とその他の中国陶磁」
永田信一「6. 京都出土の元末明初の青花と釉裏紅」
檀原長則・小林秀夫「7. 長野県・小曽崖城跡出土の元青花」
小野正敏「8. 一乗谷及び豊原寺出土の元様式の染付」
Ⅱ 論説・報告
Abu Ridho Wayono.M「１．The Ceramics Found in Tuban, East Java」
亀井明德「(訳) 東部ジャワ・トゥバン発見の陶磁器」
長谷川道隆「２．大内館跡出土の中国陶磁」
Tianqi Porcelain「３．天啓磁器」
O.インピィ, M.トレギァ、花岡紀代子訳「(抄訳) 天啓磁器の産地と技術的特性についての研究」
M.ポラード, N.ウッド、花岡紀代子訳「(抄訳) 天啓磁器の技術的研究」
Oliver Impey・Mary Tregear「1. An Investigation into the Origin, Provenance and Nature of Tianqi Porcelain」
Nigel Wood「2. Provenance and Technical Studies of Far Eastern Ceramics」
Mark Pollard「3. Description of Method and Discussion of Reselts」

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№4 1984

三上次男「貿易古陶磁研究の進展」
Ⅰ 日本各地の遺跡における陶磁器の組成と機能分担
橋本久和「高槻市上牧・宮田遺跡出土の中国陶磁」
鈴木重治・橋本久和「龍野市福田天神遺跡SD０１出土の中国陶磁」
篠原芳秀「草戸千軒町遺跡出土の陶磁器－Ⅰ期の土器組成について」
池崎譲二「博多出土陶磁器の組成について」
手塚直樹「鎌倉出土の陶磁器について」
亀井明德「勝連城跡出土の陶磁器組成」
森村健一「堺環濠都市遺跡出土の陶磁器の組成と機能分担」
佐久間貴士「大阪菱木下遺跡出土の陶磁器」
工藤清泰「浪岡城跡出土の陶磁器」
上田秀夫「根来寺坊院跡における陶磁器の組成と機能分担」
小野正敏「福井県一乗谷における陶磁器の組成と機能分担」
橋本久和「関西の鎌倉時代を中心とした貿易陶磁」
小野正敏「「第4回貿易陶磁研究集会」、その成果と課題」
II 紀年銘資料共伴の出土陶磁器
馬場昌一「岡山県助三畑遺跡出土の陶磁器」
川上貞雄「新潟県馬場屋敷遺跡出土の陶磁器」
北野俊明・野田芳正「堺環濠都市遺跡出土の天正13年銘木簡及び共伴遺物」
Ⅲ 論説・報告
John Guy「Trade Ceramics in Southeast Asia and the Acculturation Process」
田中恵子「(訳)東南アジアにおける貿易陶磁とその変容」
古泉弘「葛西城祉出土の青花器台」
鈴木重治・橋本久和・吉村正親「潮州筆架山・長沙銅官窯見学記」

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№5 1985

三上次男「古代・中世の朝鮮陶磁と日本」
Ⅰ 日本各地出土の高麗・李朝陶磁
山本信夫「日本における初期高麗青磁について－大宰府出土品を中心として－」
森田勉「北部九州出土の高麗青磁器－編年試案－」
篠原芳秀「瀬戸内の中世遺跡から出土した高麗・李朝陶磁」
百瀬正恒「平安京とその周辺における遺跡出土高麗・李朝陶磁器について」
上田秀夫「根来寺における高麗・李朝の陶磁器について」
森村健一「堺環濠都市遺跡出土の李朝陶磁器」
岩田隆「一乗谷出土の朝鮮製陶磁器」
Ⅱ 韓国における高麗・李朝陶磁
香本不苦治「高麗の陶磁とその窯址」
尹龍二「莞島海底出土の陶磁器について」
尹龍二「朝官窯の変遷とその製品」
Ⅲ 論説・報告
服部実喜「中世鎌倉における陶磁器構成の時代的変遷」
橋本久和・福田正継「岡山県助三畑遺跡出土遺物の再検討」

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№6 1986

三上次男「紀年遺跡・遺構と輸入中国陶磁」
貿易陶磁器共伴の紀年銘資料
森田勉「九州の紀年銘資料共伴の出土陶磁器」
百瀬正恒「平安京出土の中国陶磁－10～11世紀の白磁・青磁を中心として－」
服部実喜「関東地方出土の紀年銘共伴陶磁器
手塚直樹「鎌倉市域における紀年銘資料に伴う陶磁器」
松原隆治「沓掛城跡出土の「天文十七」年 (1548) 銘木簡と伴出遺物」
遠藤才文・小澤一弘「朝日西遺跡出土の「文禄二年」「慶長三、四年」紀年銘資料」
足立順司「静岡県下における廃城年代と陶磁器の年代観」
伊野近富「京都・左京内膳町跡出土の「慶長九年」(1604)資料」
村上勇「「寛永21年」銘木札を伴う陶磁－富田川河床遺跡'81IP区SB020－」
嶋谷和彦「堺環濠都市遺跡 (SKT14) 出土の寛永３年～正保４年の陶磁器」
山崎一雄「陶磁器の年代推定」
陳信雄、藤井和夫訳「膨湖群島出土の宋代泉州陶瓶について」
佐々木達夫「フスタート遺跡出土の中国陶磁器－1985年－」
何翠媚他「広東およぴ福建産の印判青花磁器」

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№7 1987

陶磁器にみる中世から近世への変容
Ⅰ 消費地遺跡からの報告と問題提起
續伸一郎「堺環濠都市遺跡 (SKT47地点) SB04出土の陶磁器について」
佐久間貴士「大阪城惣構と下層遺構出土の陶磁器」
村上勇「島根県富田城関連遺跡群出土の陶磁」
古泉弘「近世都市江戸の成立期における出土陶磁器」
佐藤洋「仙台城三の丸跡出土の陶磁器」
森村健一「“Witte Leeuw”号の陶磁器」
Ⅱ 生産地からの報告と問題提起
井上喜久男「瀬戸・美濃陶器の近世への変容」
大橋康二「肥前陶磁器の変遷」
Ⅲ 論説・報告
葉喆民「唐代北方白瓷与?窯」（訳）堀内明博
Barbara Harrison「Ceramics traded to Indonesia, During the Early Qing」
Barbara Harrison：清代初期のインドネシアに交易された陶磁器(訳)」亀井明德
森本朝子「ギメ美術館所蔵の北部ヴェトナム出土の中国陶磁－晩唐から元までの碗・皿について－」

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№8 1988

Ⅰ 北宋後半期の貿易陶磁
1 北宋後半期の貿易陶磁の出土状況
福田健司「日野市落川遺跡出土の磁器－その出土背景－」
大庭康時「博多遺跡群都市計画道路博多駅築港関係調査出土の陶磁器」
2 主要な遺跡における編年と問題
百瀬正恒「平安京出土の平安時代中期末から後期の中国陶磁器」
池崎譲二・森本朝子「博多出土北宋後半期の貿易陶磁」
山本信夫「北宋期貿易陶磁器の編年－大宰府出土例を中心として－」
Ⅱ 1986年度の発掘調査から
青柳洋治・金沢陽「南インド東海岸出土の中国陶磁器」
稲垣正宏「比叡山西塔地区出土の白磁について」
川口宏海「有岡城跡出土の中国陶磁」
塚田順正・諏訪間順・大島慎一「小田原城及び城下における陶磁器群の変遷」
Ⅲ 論説・報告
曽凡、亀井明德訳「南平萌芦山窯(福建省)についての初歩的理解」
金武正紀「ビロースクタイプの白磁碗について」
村田弘「根来寺坊院跡における焼土出土遺物とその組成」
窪田雅秀「根来寺坊院跡 (NG86) 出土の中国陶磁－人形手青磁等根来寺初例のものについて－」

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№9 1989

Ⅰ 新安沈船と日本出土の貿易陶磁
1 新安沈船出土の貿易陶磁
香本不苦治「新安海底遺物の高麗青磁について－その生産窯の推論と時代－」
2 同時期の遺跡における出土状況
横田賢二郎・森本朝子・山本信夫「新安沈船と大宰府・博多の貿易陶磁器－森田勉氏の研究成果に寄せて－」
島谷和彦「堺市環濠都市遺跡における新安沈船同時期の貿易陶磁器の出土状況」
Ⅱ 1987年度の発掘調査から、その他
佐久間重男「景徳鎮の陶磁器、最近の情報－明代官窯出土磁器の発見－」
吉田章一郎「エジプト、アル・フスター一ト出土 (1978～1985) のイスラム陶磁器について－倣中国陶磁器製品の二、三－」
鈴木重治「ケニア・タンザニア出土の中国陶磁器－1987年度の踏査から－」
Ⅲ 論説・報告
堀内明博・山田邦和「平安京における北宋期の輸入陶磁器－その定量的分析－」
和田好史「熊本県人吉城隅櫓跡出土の輸入陶磁器について」
續伸一郎「堺環濠都市遺跡出土のタイ製四耳壺」
森村健一「16～17世紀初頭の堺環濠都市遺跡出土のタイ四耳壺－タイでの窯跡・沈没船の出土例－」
北野隆亮「高野山大門出土の陶磁器について」
Jone.S.Guy、亀井明德訳「東南アジアの陶磁遺跡出土地名表(第一稿)」
Naniek.H.Wibisono「Ceramic Trade in the BANTEN Site, West Java, Indonesia」

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№10 1990

Ⅰ 1980年代の貿易陶磁研究の成果と課題
前川要「奈良・平安前期の編年研究を中心として」
山本信夫「11・12世紀の貿易陶磁器－1980年代の編年研究を中心として」
篠原芳秀「13・14世紀の輸入陶磁器－1980年代の編年研究」
北野隆亮「15・16世紀の貿易陶磁器－1980年代の編年研究を中心として」
鈴木秀典「17世紀の貿易陶磁器に関する研究成果」
富田哲雄「最近調査の中国主要窯跡表」
Ⅱ 最近の調査と研究
山本信夫「大宰府における13世紀中国陶磁の一群」
三浦謙一「岩手県柳之御所跡出土の中国陶磁」
伊藤邦弘「山形県大楯遺跡の出土遺物について」
伊藤寿夫・岡村渉「駿府城跡三ノ丸SX01出土の輸入陶磁器について－「元和三年二月二十日」刻銘木製品に伴う－」
續伸一郎「堺環濠都市遺跡出土の貿易陶磁(1)－出土陶器の分類を中心として」
Dick Richards「A Vietnamese Ship Plate in the Collection of the Art Gallery of South Australia」
Dick Richards、田中和彦訳「ベトナム陶青花船文盤：南オーストラリア・アートギャラリー所蔵品」
森本朝子「ヴェトナムの青磁内折玉縁碗をめぐって－国外市場参入前後のヴェトナム単色粕陶器の一様相」

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№11 1991

Ⅰ 東南アジアの貿易陶磁器と日本への流通
山本信夫「東南アジアの9-11世紀貿易陶磁器」
森本朝子「マレーシア・ブルネイ・タイ出土の貿易陶磁11世紀末～14世紀初－日本出土の貿易陶磁との差異－」
青柳洋治「東南アジア島嶼部出土の貿易陶磁器」
タイ南部・コーカオ島とポー岬出土の陶磁器何翠媚、田中和彦訳53
金武正紀「沖縄出土のタイ・ベトナム陶磁」
横田賢次郎「大宰府出土のベトナム陶磁」
有島美江「博多出土のタイ・ベトナム陶磁」
森村健一「畿内とその周辺出土の東南アジア陶磁器－新政権成立を契機とする新輸入陶磁器の採用」
Ⅱ 調査報告・論説
中山雅弘「福島県出土の貿易陶磁」
堀内秀樹「東京都江戸遺跡出土の明末清初の陶磁器－東京大学本郷構内の遺跡出土遺物を中心に」
二宮修治・羽生淳子・大橋康二・藁科実・網干守・大沢眞澄・長佐古真也「放射化分析による消費地遺跡出土磁器片の生産地推定－江戸時代前期の資料を用いて」
亀井明德「日本出土の吉州窯陶器について」

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№12 1992

Ⅰ 陶磁器－モデルとコピーの視点から
伊野近富「原型としての貿易陶磁とその模倣型について」
森隆「平安時代の磁器型窯業生産」
斎藤孝正「猿投窯における中国陶磁の模倣とその限界」
尾野善裕「モデルとコピーの視点からみた古瀬戸と中国陶磁－古瀬戸成立期 (12・13世紀)の様相
浅野晴樹「関東における模倣品としての在地土器」
荒川正明「平安時代緑釉陶器の文様装飾－そのモデルとコピーの視点から」
II 調査報告・論説
森達也「東京・日野市南広間地遺跡と出土陶磁器」
宮瀧交二「埼玉県堂山下遺跡と出土陶磁器」
鋤柄俊夫「大坂城三の丸跡 (1A調査区) の調査」
佐藤浩司「北九州市室町遺跡出土の香炉」
亀井明德「竜泉窯青磁創焼時期への接近」
何翠媚、土橋理子訳「唐代末期における広東省の窯業および陶磁貿易について」

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№13 1993

Ⅰ 墳墓にみる陶磁器－階層性と地域性
狭川真一「墳墓にみる供献形態の変遷とその背景－北部九州を中心として」
橘田正徳「中世前期における土葬墓の出土供膳具の様相」
勝見(坂田)孝彦「近江中世の土壙墓と輸入陶磁器に関る若干の検討」
門田誠一「百済の地方支配と中国陶磁器－東アジアにおける冊封・除爵と領域支配の考古学的検討のために」
田中和彦「ルソン島中部、墓地遺跡出土の交易陶磁器と土器－15世紀後半から16世紀前半の南部タガログ地方の様相」
Ⅱ 論説・資料紹介
亀井明德「唐代玉璧高台の出現と消滅時期の考察」
冨山正明「福井県興行寺遺跡出土の陶磁器」
余家棟、山崎龍雄訳「吉州臨江窯に関する諸問題の検討」
續伸一郎「ベトナム製焼締長胴瓶・四耳壺について－環濠都市遺跡の出土品を中心として」
E・エドワーズ・マッキノン、坂井隆訳「161北スマトラ東部、コタチナ・パヤパシール表採の陶磁器」
エコワテイ・スンダリ、ナニッ・ウイビソノ、ユスマイニ・エリアワティ、ウィディアティ/坂井隆訳「イスラム時代インドネシアの貿易陶磁

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№14 1994

初期貿易陶磁器をめぐる研究状況
水上和則「浙江省台州地区－黄岩窯窯祉出土品について」
関口広次「定窯の覆焼技法について」
何翠媚、佐々木達夫・波頭桂訳「9,10世紀の東・東南アジアにおける西アジア陶器の意義」
陳信雄・吉田三佳訳「膨湖における五代十国越窯優品の大量発見」
横田賢次郎・田中克子「大宰府・鴻臚館出土の初期貿易陶磁器の検討」
後藤秀一「東北地方における初期貿易陶磁の出土状況」
山内晋次「文献史料よりみた10～11世紀の貿易状況」

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№15 1995

Ⅰ 都市・町・村の陶磁器－誰が、どう使ったか
鋤柄俊夫「畿内における土器・陶磁器の定量分析」
服部実喜「都市鎌倉と周辺の陶磁器」
鈴木正貴「清須城下町および名古屋城における陶磁器の組成」
斉木秀雄「漆器と陶磁器－鎌倉佐助ヶ谷遺跡を中心として」
萩原三雄「財産目録からみた陶磁器の所有－甲州八田家家財目録を中心に」
野場喜子「中世の絵画作品にみる中国製陶磁器」
Ⅱ 最近の調査・研究
戸井晴夫「東京都八王子城跡御主殿出土の陶磁器」
高橋博志「安子島城跡出土の陶磁器について」
大橋康二・山田康弘「鹿児島県鹿児島郡十島村諏訪之瀬遺跡出土の陶磁器」

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№16 1996

松田直則「四万十川流域出土の貿易陶磁」
諏訪間順「小田原城出土の中・近世陶磁器」
八重樫忠郎「平泉出土の輸入陶磁」
善端直「石川県・七尾城跡出土の陶磁器」
岡野智彦「ペルシャ湾岸の貿易陶磁出土遺跡の現状」
森本朝子「中部ベトナム・ラムドン省ダイラン遺跡の陶磁器」
森村健一「フィリピン・パンタナン島沈没船引き揚げ陶磁器」

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№17 1997

宮宏明「北海道大川遺跡・大浜中遺跡出土の中世陶磁器」
菅原計二「東北における陶磁器埋納」
惟村忠志「伊豆諸島における陶磁器埋納」
坂井隆「群馬県上栗須寺前遺跡の埋納遺物について」
中山真治・江口桂「武蔵国府関連遺跡出土の埋納遺物について」
大河内勉「鎌倉の陶磁器埋納事例」
内堀信雄「岐阜県城之内遺跡出土の竹行李」
垣内光次郎「加越能の陶磁器埋納」
岩田隆「一乗谷出土の埋納陶磁器」
大庭康時「博多遺跡群の陶磁器埋納遺構」
荒川正夫「中世一括埋納銭と陶磁器の埋納」
八重樫忠郎「輸入陶磁器からみた平泉」

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№18 1998

鈴木和子「青森県十三湊と出土陶磁器」
榊原博英「島根県古市遺跡・横路遺跡と出土陶磁」
伊藤裕章「三重県安濃津出土陶磁器の検討」
徳永貞紹「肥前神崎荘・松浦荘域の中世港湾と貿易陶磁」
宮崎貴夫「長崎県地域の貿易陶磁の様相－肥前西部・壱岐・対馬－」
中村和美「鹿児島県坊津と出土陶磁器」
橋口亘「鹿児島県坊津町泊海岸採集の陶磁器」
宮下貴浩「鹿児島県持躰松遺跡と出土陶磁器」
水上和則「匣鉢使用の窯詰法について－浙江・福建省の龍窯を中心に－」
岩松和光「茨城県鹿島厨台遺跡群出土の陶磁器」
道澤明「千葉県篠本城跡の発掘と出土陶磁器」
平田禎文「福島県三春城下町出土の陶磁器」
菊池誠一「ベトナム中部の沈没船引き揚げ陶磁器」

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№19 1999

Ⅰ 「清朝陶磁をめぐる諸問題」
堀内秀樹「江戸遺跡出土の清朝陶磁」
扇浦正義「長崎出土の清朝陶磁」
鈴木裕子「清朝陶磁の国内の出土状況－組成を中心に－」
荒川正明「江戸後期における文人会席の器－姫路藩大庄屋・三木家伝世の陶磁器を中心に－」
村上伸之「肥前における明・清磁器の影響」
廖赤陽「華商のネットワークと長崎陶磁貿易」
金沢陽「明から清にかけての海禁政策と民間貿易への影響について」
Ⅱ 「近年の成果から」
金森安孝「仙台城本丸の発掘と出土陶磁」
野上健紀「肥前陶磁の流通形態－海揚がりの資料を中心に－」
橋口亘「薩摩出土の清朝磁器－琉球口唐物の日本本土流入－」
金寅圭「韓国出土の中国陶磁－弥勒寺址出土の中国陶磁器を中心として－」

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№20 2000

Ⅰ ８世紀～11世紀前半 (唐～北宋初期)
中島恒次郎「初期貿易陶磁器研究の成果と課題－九州における歩みと今後の展望－」
森隆「平安時代の陶磁器研究史概観」
白木守・近澤康治「筑後における初期貿易陶磁の様相」
Ⅱ 11世紀中葉～14世紀前半 (北宋～元初期)
橋本久和「紀年銘資料を中心とした貿易陶磁器の年代観－中世前期－」
佐藤一郎「中世前期の博多出土貿易陶磁の年代について」
八重樫忠郎「東日本における青磁の出現時期」
Ⅲ 14世紀中葉から16世紀末 (元～明末)
金城亀信「青磁ラマ式蓮弁文碗について」
工藤清泰「北日本における中世後期の貿易陶磁様相」
森本朝子「日本出土の東南アジア産陶磁の様相」
金子健一「中世後期における瀬戸窯製品と貿易陶磁－14～15世紀の様相－」
近年の成果から
水澤幸一「貿易陶磁の国際情勢～青磁を中心にして～」

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№21 2001

佐々木達夫「東アジア貿易陶磁の年代研究・開催の趣旨」
大浜菜緒・佐々木達夫「宋・元代紀年墓出土の中国陶磁」
中澤富士雄「明清時代紀年資料」
森達也「宋・元代窖蔵出土陶瓷と竜泉窯青瓷の編年観について」
矢島律子「景徳鎮窯製品を中心とした元代の窖蔵出土陶磁器について」
森村健一「フィリピン・パンダナン島沖沈没船引き揚げ陶磁器と中近世貿易システム」
野上建紀「沈船資料にみる明末～清朝磁器」
向井亙「沈没船資料に基づくタイ・シーサッチャナライ施釉陶磁器盤形の変遷」
小川光彦・宮城弘樹・宮田絵津子・森隆・森本朝子・フイリピン国立博物館考古部「フィリピン・サンイシドロ沈船の陶磁器」

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№22 2002

川口洋平「長崎県島嶼部出土の初期貿易陶磁－対馬・壱岐・五島の調査成果から－」
柴田圭子「愛媛県における初期貿易陶磁器の様相」
百瀬正恒「長岡京・平安京の初期貿易陶磁器－その出土状況と共伴遺物の年代観－」
田中広明「埼玉県中堀遺跡と古代東国の初期貿易陶磁器」
美濃口雅朗「越州窯系青磁窯跡の踏査」
五十嵐一治「秋田県観音寺廃寺跡の調査」
八峠興「因幡国庁出土の貿易陶磁－古代末～中世前期を中心に－」
重見高博「徳島県勝瑞館跡出土の貿易陶磁器」
水野哲郎「熊本県二本木前遺跡・祇園遺跡の調査と出土陶磁器」
池谷初恵「史跡北条氏邸跡の陶磁器組成」
降矢哲男「韓半島産陶磁器の流通－高麗時代の青磁を中心に－」

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№23 2003

杉沢昭太郎「岩手県平泉で出土した産地不明の輸入陶器」
山口剛志「小田原城における産地不明の貿易陶磁器－16世紀以降の資料を中心に－」
堀内秀樹「江戸遺跡出土産地不明の貿易陶磁」
庄田知充「石川県広坂遺跡・高岡町遺跡と出土陶磁器ヴェトナム青花等と産地不明の褐釉四耳壺」
續伸一郎「堺環濠都市遺跡から出土した産地不明の貿易陶磁器－15世紀～17世紀初頭を中心として－」
柴田圭子「愛媛県における産地不明の貿易陶磁器」
吉田寛「中世大友府内町跡出土の産地不明焼締陶器について」
川口洋平「産地不明の貿易陶磁－対馬・壱岐・長崎－」
金武正紀「沖縄出土の産地不明陶器」
山本信夫「東南アジア海域における無釉陶器」
向井亙「タイ黒褐釉四耳壺の分類と年代」
佐々木達夫・吉良文男・佐々木花江「ミャンマー陶磁の発見」
中森祥「山名氏館跡推定地出土の貿易陶磁器」
遠藤啓介「景徳鎮窯青白磁梅瓶の編年的研究－宋・元代を中心に－」

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№24 2004

村上勇・西尾勝己「中国地域の経塚出土陶磁－貿易陶磁の出土状況と様相について－」
片桐孝治「経塚出土の陶磁器－四国地域の様相－」
足立順司「東海の経塚と貿易陶磁」
田代孝「山梨の経塚と陶磁器」
大澤伸啓「経塚の陶磁器・関東地方の様相」
伊藤啓雄「経塚の陶磁器北陸の様相－経筒と外容器からみた中世前期における北陸の経塚－」
及川真紀「東北地方の経塚と陶磁器」
井上喜久男「経塚に埋納された陶磁器－12世紀の様相－」
黒石哲夫「和歌山県藤倉城跡・川関遺跡出土の貿易陶」
高橋学「秋田県館堀城跡と出土陶磁器－成立期の状況を中心に－」
関根達人「出土陶磁器からみた津軽 (大浦) 氏関連城館跡の検討」
上東克彦「鹿児島県薩摩半島に伝世された華南三彩－クンディと果実形水注－」
山本正昭「泉州窯系磁器から見た琉明関係－消費地からの視点で－」
水澤幸一「15世紀前葉から中葉の貿易陶磁器様相」

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№25 2005

吉良文男「朝鮮半島における初期青磁研究の現状」
韓貞華「高麗時代の陶窯址の性格」
曺銀精「高麗前期青磁の生産と流通」
張南原「高麗中期青瓷の生産と流通」
韓盛旭「高麗後期青瓷の生産と流通」
田勝昌「高麗白磁の窯跡と消費地遺跡出土遺物の考察」
韓惠先「高麗陶器の生産と流通」
片山まび「日本出土の『初期高麗』について－北九州地区の出土資料を中心に－」
姜景仁「高麗初期青磁における窯構造と生産技術の相関関係」
向井裕知「金沢市堅田B遺跡出土の紀年銘共伴貿易陶磁」

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№26 2006

一括資料と基準資料－近年の注目資料から
榊原滋高「十三湊遺跡の一括資料と基準資料」
永井治「史跡「聖寿寺館跡」－南部氏宗家の城館－」
工藤直子「秋田県男鹿市脇本遺跡出土の陶磁器」
吉田博行・管野和博「福島県陣が峯城跡出土の土器・陶磁器－陸奥南部十二世紀城館の一事例－」
鶴巻康志「新潟県上越市至徳寺遺跡出土の貿易陶磁－中世後期の資料を中心に－」
秋山隆雄「祇園城跡の一括資料と基準資料」
塚本和弘「菊川市横地氏城館遺跡群出土の貿易陶磁器」
吉水眞彦「大津市坂本遺跡出土の貿易陶磁器」
中川猛「兵庫県古網干遺跡出土の陶磁器」
吉田寛「豊後府内における天正十四年（1586）一括資料について－中世大友府内町跡第３次調査ＳＸ210の評価と検討－」
川口洋平「蔵と沈没船－長崎・平戸の流通一括資料－」
グェン・ディンチェン、阿部百里子「ベトナム・ハノイ昇龍皇城遺跡発見の貿易陶磁」

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№27 2007

中世末～近世の貿易陶磁流通の諸問題
佐々木達夫「趣旨説明；中世末～近世の貿易陶磁流通の諸問題」
松浦章「明清時代中国の海上貿易と陶磁器の流通」
野上建紀「沈没船の研究」
田中和彦「文献史料と考古資料からみた交易物資集散地としてのマニラ－16世紀後半から17世紀前半の様相－」
川口洋平「蔵と沈没船(続編)－移動する陶磁器の比較研究－」
堀内秀樹「沈船積載資料とオランダ消費遺跡出土の東洋陶磁器」
坂井隆「近世陶磁貿易の担い手－インドネシアと台湾の例から－」
阿部百里子「ベトナム出土の貿易陶磁器」
下村節子「掘り出された茶碗屋 (大阪府枚方宿遺跡)－宝永八年 (1711) における庶民向け陶磁器の流通－」

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№28 2008

伝世する陶磁器
小野正敏「さまざまな「伝世」、そして修復」
渡部紀「三大城本丸跡出土陶磁にみる伝世」
能芝勉「京都公家屋敷跡出土陶磁器にみる伝世と廃業寛文11年火災資料を中心に」
手塚直樹「寺社に伝世された陶磁器主に鎌倉を例に」
櫻庭美咲「17・18世紀北方ヨーロッパにおける王侯貴族の所蔵品目録にみる東洋陶磁の伝世」
金沢陽「南・西アジアにおける中国陶磁伝世品の形成」
鈴木康之「中世遺跡における陶磁器の消費と廃業広島県草戸千軒町遺跡の事例から」
原廣志「若宮大路周辺遺跡群竪穴建物出土の陶磁器」
片山まび姜景仁永井正浩「堺環濠都市遺跡出土の朝鮮時代軟質白磁の生産地同定について」

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№29 2009

貿易陶磁研究、近年の総括
佐々木健策「城館遺跡出土の貿易陶磁 16世紀の後北条領国を例に」
羽柴直人「東北地方における12世紀の貿易陶磁柳之御所遺跡堀内部地区の貿易陶磁器集計を基礎に」
村上勇「地域研究と貿易陶磁・山陰特に島根県益田川流域の発掘成果からの考察」
野上健紀「九州地域の海底遺跡と陶磁器」
村上伸之「肥前陶磁における貿易陶磁の影響磁器を中心としたこの10年の研究成果の概要」
近年の成果から
水本和美「江戸城跡出土の貿易陶磁」
広瀬季一郎「常陸小田城跡の発掘成果と貿易陶磁東池跡出土資料を中心に」
岡寺良「大宰府・観世音寺出土の高麗鉄絵青磁梅瓶」
森本朝子「海外出土の宋代?州窯およびその周辺の陶磁器」

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№30 2010

百瀬正恒「都市平安京の研究と貿易陶磁－都市空間の歴史的な変遷－」
瀬戸哲也「沖縄における12～16世紀の貿易陶磁－中国産陶磁を中心とした様相と組成－」
玉城靖「今帰仁城跡周辺遺跡等出土の貿易陶磁」
山本信夫「貿易陶磁の分類・編年研究の現状と課題」
橋本久和「中世土器と貿易陶磁研究」
森本伊知郎「近世後期における貿易陶磁の価格と受容－銭屋五兵衛『年々留』の分析から－」
足立佳代「足利における貿易陶磁－樺崎寺跡を中心として－」
山中雄志「会津新宮城跡と出土陶磁器」
河合修「駿府城内遺跡の調査と出土陶磁」
江上智恵「首羅山遺跡出土の青白磁刻花文深鉢」

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№31 2011

四日市康博「近年のユーラシア史研究と貿易陶磁」
三笠景子「研究動向呉州手再考―「呉州染付牛文十三角水指」の造形から―」
関周一「唐物に関する近年の研究」
仲座久宜「首里城跡における3時期の廃絶を示す貿易陶磁器一平成19年度の調査成果から一」
田中克子「長崎県五島列島小値賀島前方湾海底遺跡発見の中国陶磁から見た日宋貿易に関する一考察」
田上勇一郎「博多遺跡群出上の大量一括埋納貿易陶磁」
宮本勇治「大坂城下町跡出上のオリーブ壺とその受容をめぐって」
柳川英司「諏訪社関連遺跡の貿易陶磁」
戸井晴夫「東京都八王子城跡御主殿出上の陶磁器」
井上哲朗「房総における城館跡出上の貿易陶磁一国産陶器との供伴関係を中心に一」
堀内秀樹「都市江戸における貿易陶磁器消費の一例―江戸幕末の植木屋出上の貿易陶磁器― 」

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№32 2012

岡美穂子「大航海時代のポルトガル沈没船にみる東洋陶磁ノッサセニョーラドスマルティルス号の事例から」
坂本嘉弘「南蛮貿易時代の「豊後府内」」
鹿毛敏夫「戦国大名の海洋活動と東南アジア交易」
木村幾多郎「大分県旧(大友)府内城下町出上の華南三彩陶」
吉田寛「豊後府内における天正14年(1586)一括資料について中世大友府内町跡第75次調査SK052出土遺物の資料紹介と検討」
績伸一郎「堺環濠都市遺跡における「南蛮貿易」期の貿易陶磁器」
川口洋平・中山圭「九州西岸における東南アジア陶磁と華南三彩」
新垣力「東南アジア陶磁器華南三彩陶からみた琉球の南海貿易」
向井亙「タイ産コンテナ陶磁器の海外搬出様相」
西野範子・西村昌也「ベトナム陶磁史からみた大分県出上のベトナム陶磁の位置づけ」

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№33 2013

関周一「「記録された貿易陶磁」の論点」
宮田眞「鎌倉市域寺社出土の貿易陶磁器」
古川元也「記録された青磁と「仏日庵公物目録」」
吉冨真知子「相国寺旧境内出上の龍泉窯青磁の位置付け―唐物趣味の形成史にむけて―」
竹本千鶴「『君台観左右帳記』から「大名茶湯」へ」
堀内秀樹「加賀藩邸の貿易陶磁器出土様相と「蔵帳」に記された陶磁器―『加賀前田家表御納戸御道具目録帳』を中心として―」
木塚久仁子「常陸土浦藩「土屋蔵帳」の性格―蔵帳研究の必要性―」
松村英之「白山平泉寺旧境内の貿易陶磁―青白磁仏像を中心に―」
田中謙「能島城跡の貿易陶磁器」
佐伯昌俊・西尾克己「益田市萬福寺所蔵華南三彩壺」
大堀皓平・木下正樹「首里城跡出上のペトゥルス・レグゥ窯ウィロウ・パターン」

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№34 2014

慮泰康「台彎考古出土十七至十九世紀貿易陶瓷的發現與研究」
(訳)金沢陽「台湾出土の17から19世紀の貿易陶磁の発見と研究」
堀内秀樹「「近世都市江戸の貿易陶磁器」の視点」
水本和美「江戸城跡出上の貿易陶磁にみる「徳川将軍家の器」」
武内啓「汐留遺跡(伊達家)における出土貿易陶磁の様相」
長佐古真也「江戸遺跡における清朝磁器頻出類型の出土傾向」
中野高久「長崎奉行関連遺跡出土遺物と貿易陶磁」
成田涼子「江戸の場末にみる貿易陶磁―豊島区の事例―」
杉谷香代子「江戸遺跡出上の明代初期の景徳鎮磁器について」
高島裕之「江戸遺跡における明末以前の中国陶瓷―大型製品の受容に関する予察―」

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№35 2015

新里亮人「琉球列島における中国陶磁器 11世紀～14世紀を中心に」
瀬戸哲也「14・15世紀の沖縄出土中国産青磁について」
中村和美「南九州における中世後期の貿易陶磁の様相中世城郭出土品を中心として」
川口洋平「近世長崎における貿易陶磁の様相」
長堂綾・島弘「渡地村跡の概要と青磁集中部」
仁王浩司・安斎英介「浦添グスク及び周辺遺跡出土の貿易陶磁」
中島徹也・髙島裕之「久米島・具志川城跡出土貿易陶瓷の諸問題」
塚田直哉「北海道上ノ国町洲崎館跡出土の中世陶磁器」
追悼文
清水信行「研究者、教育者としての田村晃一先生」
柴田圭子・髙島裕之「亀井明德先生の研究とその姿勢」
北野隆亮「上田秀夫さんの急逝を悼む」

貿易陶磁研究 総目録

№43 2023.9

№42 2022.9

№41 2021.9

TRADE CERAMICS STUDIES NO. 41 September 2021