平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
今年の研究集会は、新型コロナウイルス感染症蔓延を受けて、予定していた昨年のテーマ「あの遺跡、再びの共有と展開―貿易陶磁研究40年―(仮)」を再度延期し、来年度開催に向かいまして準備を進める所存です。皆さまには大変申し訳ありません。
さて、今年の研究集会は、対面での開催が困難な状況、非常事態宣言などで調査や研究のための移動もままならない中、最近の話題の遺跡や注目される研究を集めまして、オンラインにて開催することにいたしました。
ご興味を持っている方への周知の上、奮ってご参加下さいますようお願い申し上げます。
※無断転載はお控え下さい。要旨内の使用の際には発表者の許可を得て下さい。
9月19日(日曜日)9:30〜17:00 | |
午前 「近年話題の遺跡から」 | |
「博多遺跡群第221次調査出土の貿易陶磁」 | 岩熊拓人氏(福岡市埋蔵文化財課) |
「神奈川県伊勢原市の中世遺跡」 | 山口正紀氏(かながわ考古学財団) |
午後 「注目される研究から」 | |
「白山平泉寺の陶磁器と日本海流通」 | 阿部来(勝山市教育委員会) |
「菊池氏関連遺跡「隈府土井ノ外遺跡」の貿易陶磁器」 | 中山圭(天草市観光文化部) |
「陶磁器からみた先島の集落遺跡と琉球帝国」 | 村木二郎(国立歴史民俗博物館) |
「江戸遺跡出土の貿易陶磁器の数量分析−需要の検証−」 | 堀内秀樹(東京大学埋蔵文化財調査室) |